書店員が選ぶ、
こどもに読ませたい、
読んで欲しい本。
TSUTAYAデイズタウンつくば(ブックエース)
安食まさ子
かえるをのんだ ととさん
日野十成 再話/斎藤隆夫 絵
福音館書店 1,100円(税込)
ととさんとかかさんの掛け合いとおしょうさまの驚きのアドバイス。小気味良い場面展開と、沢山の擬音語や擬態語。描かれている絵も面白く、あっという間に読み終わってしまいます。子供はもとより大人も楽しめる絵本だと思います。
おむすびさんちのたうえのひ
かがくいひろし 作・絵
PHP研究所 1,430円(税込)
近年、米作りの体験企画をたくさん目にしますね。ニュースで見る参加者の皆さんは、とても楽しそう。一方、おむすびさんちでも田植えがはじまるようです。お手伝いに来てくれたみんなと「せっせのせ」。おいしいおむすびができますように。
TSUTAYAレイクタウン(明文堂プランナー)
海保千年
なぜ僕らは働くのか
池上彰 監修/佳奈 漫画/モドロカ 画
Gakken 1,650円(税込)
なぜ働くのか? なぜ勉強するのか? 子どもがそんな疑問を持った時に開きたい一冊。一つの正解ではなく「一人一人にとっての生き方・幸せ」という広い視野を持てるヒントがちりばめられています。小さい子には親子で一緒に読みながら話し合うのがおすすめ。
はてしない物語
ミヒャエル・エンデ 作/ロスヴィタ・クヴァートフリーク 装画/上田真而子・佐藤真理子 訳
岩波書店 3,146円(税込)
主人公が読んでいる本と同じ装丁の本を手にして、まるで自分が主人公になったかのように錯覚し、ファンタジーの世界に入り込む不思議な感覚。ぜひ子どものうちに読んで体験してください。毎日少しずつ読み聞かせで読んであげると楽しいかもしれません。
有隣堂ニッケコルトンプラザ店
大井 唯
あめかな!
U.G.サトー 作・絵
福音館書店 990円(税込)
この絵本には直接的な絵は描かれていません。けれど、色の濃淡やインクの弾けた形、にじんだ形だけで様々な水の様子やその温度までを直感的に感じ取ることができます。まるで赤ちゃんの目線で世界を捉えたようなこの絵本はギフトにもおすすめです。
このほん
かげやまとおる 作
偕成社 1,760円(税込)
ストーリーの始まりは表紙から。オレンジ色の見返しに黒い丸がのっている絵本が本棚に置いてあり、表紙をめくってみれば同じ大きな黒い穴が…。そこから始まる大冒険!絵本の中にはこんな世界が広がっているんだと想像力を掻き立てられる楽しい一冊です。