俳優
三倉茉奈
みくら まな

1986年生まれ。双子の妹・三倉佳奈とともに10歳で子役として連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)でデビュー。ドラマ、バラエティ、舞台など幅広く活躍。2020年に第一子を出産。最近の主な出演に映画『女優は泣かない』、舞台『花盛り四人姉妹』などがある。YouTube チャンネル「マナカナんち」更新中。
身体を動かすのが大好きな4歳の娘も、寝る前の絵本は日課。小さい頃から繰り返し読んでいる絵本でも、年齢に合わせて目の付け所が変わってきたり、「これ、なんてかいてる?」「わたしがよむ!」とひらがなを必死に追いかけたり・・・成長を感じられて、母は嬉しいのです。

ぐりとぐら
なかがわりえこ 作/おおむらゆりこ 絵
福音館書店 1,100 円(税込)
私も子どもの頃、あのふっくらとした黄色いカステラが美味しそうで、食べたい ! と思った記憶が。森の動物たちとカステラを食べるシーンでは、「全員ちゃんと食べてるかな ? 」と、皆に行き渡っていることを毎度確認する娘(笑)。こっちにまで甘い香りが漂ってくるようで、心も満たされる優しい絵本。

カメレオンのかきごおりや
谷口智則 作
アリス館 1,650 円(税込)
色とりどりのシロップを求めて世界中を旅するカメレオン。黄色や青、紫に染まった景色に見事に溶け込むカメレオンを探すのが、前半の楽しみ ! そして後半は「ぼくっていったいなにいろなんだろう ? 」と悩み、自分探しの旅に。もし自分に自信をなくしたら・・・是非読んで欲しい一冊 !

にんじん かりかり かじったら
石津ちひろ 文/柴田ケイコ 絵
金の星社 1,430 円(税込)
思わずクスッとしてしまうユーモアたっぷりの柴田ケイコさんの絵と「かりかり」「ぽりぽり」「つるつる」など豊かなオノマトペが楽しい絵本。寝る前にもかかわらず、娘とゲラゲラ笑いながら読んでしまいます。明るい気持ちになる一冊。ラストは眠気を誘ってくれる言葉で終わるのがナイス !

はっぴぃさん
荒井良二 作・絵
偕成社 1,430 円(税込)
のんびりやの男の子とあわてんぼうの女の子が、願いを聞いてくれるという「はっぴぃさん」を探しに行くお話。対照的な二人がそれぞれのペースで歩みを進める姿や、願い事を打ち明けるシーンには、毎回グッと来てしまいます。ふわふわ温かく不思議な読後感も魅力のひとつ。