歌舞伎俳優
八代目 尾上菊五郎
おのえ きくごろう

七代目 尾上菊五郎の長男。女方も立役も演じ、古典演目とともに新作歌舞伎も多く手がける。2025年5月に八代目 尾上菊五郎を襲 名し、長男の尾上丑之助も六代目 尾上菊之助を襲名。
子どもたちには本好きになってほしいと夫婦で読み聞かせをし、何冊かお気に入りのヘビーローテーション 作品もあります。文字から感情を読み解いたり、好奇心や想像力を育むことにもつながる。身近に本があることは、とても大切なことだと感じます。

二番目の悪者
林木林 作/庄野ナホコ 絵
小さい書房 1,540 円(税込)
息子の学校の先生が社会の授業でおすすめして下さった本です。SNSが当たり前の世の中に生まれた子供達に、自分の身を守るためにもぜひ読んで欲しいと思います。「二番目の悪者」、それは誰でもなりうることを頭に置いておかないといけないですね。

アンニンちゃんとパオズ
堀川理万子 作・絵
ポプラ社 1,540 円(税込)
娘の一 番のお気に入りの本を紹 介します。自由で元 気いっぱいの女の子・アンニンちゃんと肉まんに似ている白い犬のパオズとのやりとりがとても可愛いお話です。作者の堀川理万子さんは画家としても活躍されています。パオズの頭の毛が立っているところに注目です。

和菓子のほん
中山圭子 文/阿部真由美 絵
福音館書店 1,430 円(税込)
家族揃って大好きな和菓子屋さんの喫茶店の待合所に置いてあり、手にとりました。和菓子はその見た目から、季節を感じとることができる美味しい芸術だと思います。日本人の心を改めて感じられる、美味しそうな一冊です。

古事記物語
福永武彦 作
岩波少年文庫 924 円(税込)
日本最古の書物である古事記は、子供達にいつかは読んで欲しいと思っています。神話の部分を中心にわかりやすい言葉でまとめられているので、小学校高学年くらいのお子さんから挑戦していただけると思います。