アナウンサー
青木 裕子
あおき ゆうこ

TBSを経て、2012 年フリーアナウンサーとして活動をスタート。2014年に第1子、2016年に第2子を出産し2 児の母。現在はモデル、執筆連載、MC、ナレーション等活動の幅を広げ活躍中。
わが家には息子が2 人。彼らとの毎日は、にぎやかで、刺激的で(時に過ぎることも)、自分の中に新しい感情を見つけては驚いています。いつか宝物になるだろうこの時間を大切にしたい。そんなことを思いながら過ごしています。

きかんしゃ ホブ・ノブ
ルース・エインズワース 作/安徳瑛 絵/上條由美子 訳
福音館書店 990 円(税込)
“繰り返し”というのは子どもの本にとって大切な要素で、大人にとっては時に面倒になってしまうのですが、しっかり読むとなかなか味わい深いものです。動物の鳴き声は全力でというのが、私と息子たちの楽しみでした。読み聞かせにオススメの一冊です。

マジック・ツリーハウス(シリーズ)
メアリー・ポープ・オズボーン 作/食野雅子 訳
KADOKAWA 858 円(税込)~
長男が小学生になって、ちょっと誇らしげにこの本を手にしていたことを思い出します。絵本じゃなくて単行本っていうのが、ちょっと大人になった気分だったのでしょう。不思議な世界のお話にすっかり引き込まれて、本好きになるきっかけを作ってくれる本だと思います。

ふしぎな たね
安野光雅 作
童話屋 1,815 円(税込)
数字が出てくる本って難しそう? お勉強みたいでいやかなあ? いやいや、子どもって本当は考えることが大好きなのねと思わせてくれる本です。ストーリーがしっかりしているから、続きが気になってワクワクできる、こんな形で算数と出会える子どもは幸せですね。

すうがくでせかいをみるの
ミゲル・タンコ 作/福本友美子 訳
ほるぷ出版 1,760 円(税込)
「自分はこれが好き」って、堂々と言えるって素敵なことだと思います。この本の主人公の家族は、それぞれ好きなことが違うんですって。それっておもしろいね、と思えることって多分とっても大切なこと。これからの時代を生きる子どもたちにぜひ受け取ってほしいメッセージです。