陶芸家

岡崎 裕子

おかざき ゆうこ

岡崎 裕子

1976年東京都生まれ。イッセイミヤケ広報部勤務後、茨城県笠間市の陶芸家のもとに弟子入り。笠間市窯業指導所(現:県立笠間陶芸大学校)釉薬科修了。2007年神奈川県横須賀市にて独立。

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私は、絵本は開くと飛び込むことができる、身近にある異空間だと思っています。今回はたくさん読んだ絵本の中でも、特に子どもたちとその世界に飛び込んで楽しんだ、魅力いっぱいの4冊をご紹介します。

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Junaida
福音館書店 2,200円(税込)

この本を初めて見たとき、大好きな安野光雅さんの絵本の世界を思わせる、細部まで絵の世界に潜り込むことができる本だと思いました。ページごとに書かれた一文を想像しながら読み進めると、脳みそがくるくるして、空想の世界を飛び回ることができる素敵な絵本。

どんぐりと山猫

どんぐりと山猫

宮沢賢治 作/田島征三 絵
ミキハウス 1,650円(税込)

宮沢賢治の名作を、画家の田島征三さんが描いた一冊。田島さんには光栄にも家族でお会いしたことがあり、そのお人柄と醸し出す雰囲気はまさに絵の世界にいる方。ちょっと不思議なストーリーと、ダイナミックで温かい絵がマッチした素晴らしい組み合わせの一冊。

こやたちのひとりごと

こやたちのひとりごと

谷川俊太郎 文/中里和人 写真
アリス館 1,760円(税込)

全国津々浦々のどこかにある小屋たち。ただそこにあるだけならば通り過ぎてしまうような小屋も、かれらのひとりごとが書かれているだけで、とてつもない広がりが生まれ、その存在と新しい視点に感動しました。大人もじっくり時間をかけて読みたい一冊です。

NEW ウォーリーのゆめのくに だいぼうけん!

NEW ウォーリーのゆめのくに だいぼうけん!

マーティン・ハンドフォード 作・絵
フレーベル館 1,694円(税込)

キャラクター人気もあって世界中に愛されているこの本は、擦り切れるほど次女と読みました。見開きページの中のウォーリーを探すのが本当に難しい。小さなアイテムや魔法使い探しなど、絵の中に色々な仕掛けがあり、ずっと見ていられるゲーム感覚の絵本。

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