アナウンサー
青木 裕子
あおき ゆうこ
TBSを経て、2012年フリーアナウンサーとして活動をスタート。2014年に第一子、2016年に第二子を出産し、二児の母。現在はモデル、執筆連載、MC、ナレーション等活動の幅を広げ活躍中。FRaUwebの⼈気連載『⼦育て歳時記』が書籍化され発売中。
読書は体験だと思っています。だから、息子たちにはたくさんの本を手に取って欲しいと願ってきました。小学校高学年になり反抗期の入り口にいる長男も、本屋さんなら喜んでついてきてくれます（笑）。本に助けられて子育てする日々です。
きんぎょが にげた
五味太郎 作
福音館書店 990円（税込）
いつ出会ったんだろう。いつから好きなんだろう。ずっとそばにいる赤いきんぎょ。どこににげたかもうとっくに知っているけど、何度でも探したくなるきんぎょ。小さいころの息子たちのお気に入りはキャンディの中のきんぎょでした。今も子ども部屋の本棚に大切に置いています。
クレヨン王国の十二か月
福永令三 作／椎名優 絵
講談社 814円（税込）
子どもの頃、幾度も旅したクレヨン王国。カラフルな世界で出会う魅力的なキャラクターたちは私の大切な友達でした。息子が「おもしろい」と言って読んでくれた時の喜びといったら! 大切な思い出を子どもと共有できるのは、読書の魅力の一つだと思います。
落語絵本４「じゅげむ」
川端誠 作
クレヨンハウス 1,760円（税込）
“じゅげむじゅげむ、ごこうのすりきれ……”と子どもと一緒に声をそろえるのが楽しい。落語ですから、読み“聞かせ”ごたえがあります。どんな風に読んだら面白いかな。声に出して繰り返し読みたくなります。落語好きになったら、シリーズの他の絵本もおすすめです。
キュッパのはくぶつかん
オーシル・カンスタ・ヨンセン 作／ひだに れいこ 訳
福音館書店 1,430円（税込）
ページいっぱいの細かくてかわいい絵を眺めているだけでワクワクします。いろんなものを集めちゃって（あるある）、夢中になると張り切っちゃって（あるある）、でもそのあと疲れちゃう（あるある）。キュッパの行動に、大人も子どもも思わず笑顔がこぼれます。
