歌舞伎俳優
尾上 菊之助
おのえ きくのすけ
七代目尾上菊五郎の長男。1996年5月歌舞伎座で五代目尾上菊之助を襲名。女方から立役まで幅広い役に挑み、古典歌舞伎のみならず新作歌舞伎も積極的に手掛けている。長男は七代目尾上丑之助。
我が家は3人子どもがいて、この春から全員小学生です。絵本の読み聞かせから、今では宿題の音読を聞く立場となりました。地方公演で長期留守をする際に絵本の朗読を録音したのも良い思い出です。
せんそうしない
谷川俊太郎 文/江頭路子 絵
講談社 1,430円(税込)
子どもたちにとって、身近ではないけれど世界のどこかで起こっている戦争。戦争は悲しいこと。戦争はいけないこと。そう子どもたちに伝えたい、そんな時に出会いました。大好きな谷川俊太郎さんの織りなす言葉でシンプルに伝えることができる一冊です。
富士山うたごよみ
俵万智 短歌・文/U.G.サトー 絵
福音館書店 1,430円(税込)
富士山のイラストに興味をひかれ手に取りましたが、子どもたちの学校の宿題で短歌を作ることがあったので、ちょうど良いと求めた一冊です。富士山のイラストは面白くページをめくるのが楽しいですし、短歌ってこんなに心地良いものなのかと再確認できました。
たびのえほん
安野光雅 作
福音館書店 1,540円(税込)
小さい頃から大好きな旅の絵本は私と同い年です。シリーズも増え今では10作品あるようです。外国の街や田舎をまるで気球に乗ってのんびり眺めているような、そんな錯覚がおきる絵本です。いつか、こんなのんびりした旅を実際にしてみたいものです。
泣いた赤おに
浜田廣介 作/梶山俊夫 絵
偕成社 2,200円(税込)
言わずと知れた日本の童話の一つですが、息子の学校の音読の宿題で再会しました。昔は赤鬼に感情移入をしていたのだと思いますが、青鬼の気持ち、それを受けての赤鬼の気持ちと、相手を思いやるだけでない複雑な思いが巡って胸が熱くなりました。