ウェルカムグループ代表

横川 正紀

よこかわ まさき

横川 正紀

2000年(株)ウェルカム設立、 DEAN & DELUCA やCIBONEなど食とデザインの2軸で良質なライフスタイルを提案する事業を多数展開。その経験から街づくりや地域活性のコミュニティづくりを行う。武蔵野美術大学非常勤講師。

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丁寧に教えたいことを本を通じて話してみたら、思いのほかスムーズに伝えられた経験があります。そして、絵本の読み聞かせはこどもにとってはもちろん、読み聞かせる我々にも安らぎを与えてくれる大切な時間だと思います。

スイミー

スイミー

レオ・レオニ 作/谷川俊太郎 訳
好学社 1,650円(税込)

小学校の教科書にもあった『スイミー』。子どもと大人では感じられることも違いますが、親子で感想を話し合ってみるのも良いかもしれません。「この先、困難なことが起きてもがんばって乗り越えて強く生きてほしい」、そんな思いを美しい絵とやさしい言葉を通して伝えられたらと思います。

かないくん

かないくん

谷川俊太郎 作/松本大洋 絵
ほぼ日 1,760円(税込)

子どもに説明するのがとても難しい「死」について。読んでもすぐには理解できないかもしれませんが、誰しもが必ず直面する大切なことを、まずは絵本で少し触れてみるのは良い気がします。谷川俊太郎さんの紡ぐ言葉と松本大洋さんの絵を眺めているだけでも心掴まれます。

おおきな木

おおきな木

シェル・シルヴァスタイン 作/村上春樹 訳
あすなろ書房 1,320円(税込)

約60年前に書かれ今も多くの人が読み続けているベストセラー。原題『The Giving Tree』にあるように、いつでも少年のしあわせを願い、惜しみなく全てを与え続ける姿には子どもだけでなく、読み聞かせている大人の心にも響くはずです。ことば一つ一つに深い愛が感じられます。

あさになったのでまどをあけますよ

あさになったのでまどをあけますよ

荒井良二 作・絵
偕成社 1,430円(税込)

鮮やかな色使いで描かれるさまざまな町の風景。そこにはその町が大好きなわたしやぼくがいて、みんなそれぞれのあさを迎えている。あさまどをあけてもう一度いつもの風景を眺めてみたら、自分もワクワクできる何かに出会えるかもしれない。そんな元気をもらえる一冊です。

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